肘関節の可動域制限

器質的な外傷性損傷が画像で確認できる事が前提条件

関節の機能(運動)障害を起こしている原因が、器質的損傷(解剖学的にカタチのあるもの)によるものであることが確認できる事が前提条件になります。 この器質変化には、骨折・脱臼以外にも、関節それ自体の破滅や硬直によるもののほかに、関節外の軟部組織の変化によるものも含まれます。

外傷性傷病名と病態

医学上の傷病名は、「解剖学的部位名」+「外傷態様」で表します。「左上腕骨遠位骨折」や「右肘関節脱臼」が外傷性傷病名になります。 これに対して、「症」・「病」・「症候群」・「障害」という傷病名は、外傷性の傷病によって至った病態を示す傷病名になります。

関節の可動域障害認定基準

患側と健側の他動値を比較して、1/2以下の場合には10級11号、3/4以下の場合には12級7号との認定になります。

上肢関節可動域表示と測定要領

上腕骨骨折

肩と肘の間の骨

上腕骨の骨折は、上腕骨顆上骨折、外顆骨折、内側上顆骨折などで、上腕骨顆上骨折は、手をついて肘が過伸展された場合に起きやすく、橈骨神経や正中神経が骨折部で圧迫されやすいのが特徴です。外顆骨折は、転倒の際に肘関節伸展位で手をついた場合に起きやすく、内側上顆骨折は、肘関節が伸展位で、肘が外反強制された場合に起きやすく、剥離骨折を引き起こすこともあります。
血行障害、しびれ、手指の運動麻痺等の症状を伴うことがあり、医師はこれらをチェックしています。

肘関節の骨折・脱臼後の症状

肘関節の骨折は、転倒時などで肘が直接ついたときなどに起きやすく、肘頭が骨折すると付着している上腕三頭筋によって骨片が牽引されて転位します。
肘関節の脱臼は、転倒時、肘が過伸展した状態で手をつくと発生しやすく、肘関節の前後の屈伸運動が基本のために、側副靱帯に比べて前後の関節包の支持性が弱く、また、前後方向の力に対する抵抗性は、後方の肘頭よりも前方の突起の方が弱いため、後方脱臼となることが多いとされています。
肘関節の骨折又は脱臼後に、肘関節の可動域障害が残った場合には機能障害として、患部に痛みが残った場合には神経障害として、後遺障害の対象になります。

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