神経因性の泌尿器の後遺障害

後遺障害の認定基準では、部位は胸腹部臓器に区分され、系列は胸腹部臓器の障害となり、胸腹部には、呼吸器・循環器・腹部臓器・生殖器と泌尿器を分かれています。
泌尿器の障害は、じん臓・膀胱及び尿道に分かれ、膀胱及び尿道は、尿路変更を行ったもの・排尿障害を残すもの・蓄尿障害を残すものに分かれています。
神経因性と診断される症状については、排尿障害と蓄膿障害が該当し、排尿障害は、膀胱の機能の障害・尿道狭窄によるものに分かれ、蓄尿障害は、持続性尿失禁・切迫性及び腹圧性尿失禁・頻尿を残すものに分かれています。
事故による外傷の初診の多くは、運動器に係わる整形外科ですが、泌尿器の障害の立証は、泌尿器科を受診され、そこで治療を受け、各種検査や経過観察がなされた上で、障害が残存していることが前提となります。泌尿器に異常を感じた時点で、主治医にその旨を伝え、早期に泌尿器を受診して頂くことが必要となります。

「胸腹部臓器の機能に障害を残し、特に軽易な労務に服することができないもの」7級5号
「胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が相当程度に制限されるもの」9級11号 となり、
排尿障害では、
・膀胱の機能の障害によるもの、100ml以上は9級、50以上100ml未満は11級
・持続性尿失禁を残すものは7級 ・尿失禁/腹圧性尿失禁尿で常時パット等を装着しなければならないもの7級、
・尿失禁/腹圧性尿失禁尿でパットの交換までは要しないもの9級 になります。

胸腹部臓器の後遺障害

後遺障害の認定基準では、部位は胸腹部臓器に区分され、系列は胸腹部臓器の障害となり、胸腹部には、呼吸器・循環器・腹部臓器・生殖器と泌尿器を分かれています。
泌尿器の障害は、じん臓・膀胱及び尿道に分かれ、膀胱及び尿道は、尿路変更を行ったもの・排尿障害を残すもの・蓄尿障害を残すものに分かれています。
神経因性と診断される症状については、排尿障害と蓄膿障害が該当し、排尿障害は、膀胱の機能の障害・尿道狭窄によるものに分かれ、蓄尿障害は、持続性尿失禁・切迫性及び腹圧性尿失禁・頻尿を残すものに分かれています。

「胸腹部臓器の機能に障害を残し、特に軽易な労務に服することができないもの」7級5号
「胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が相当程度に制限されるもの」9級11号 となり、
排尿障害では、
・膀胱の機能の障害によるもの、100ml以上は9級、50以上100ml未満は11級
・持続性尿失禁を残すものは7級 ・尿失禁/腹圧性尿失禁尿で常時パット等を装着しなければならないもの7級、
・尿失禁/腹圧性尿失禁尿でパットの交換までは要しないもの9級 になります。

脊髄損傷後

外傷性脊髄損傷は、脊髄あるいは馬尾など脊柱管の神経組織に物理的外力が加わり発症します。加えられた外力の強さに応じて、脊髄はさまざまな程度の損傷を受けますが、損傷された脊髄はその後も何らかの二次的変化を起こすと言われています。 どの程度障害が残るかは、受傷時の一瞬の衝撃でほぼ決まってしまいます。このとき生じた脊髄損傷を脊髄の一次損傷といいます。この一次損傷が引き金となり、脊髄にさらなる障害が加わっていくことを二次損傷といいます。脊髄の二次損傷は、すべての脊髄損傷に多かれ少なかれ生じると考えられますが、時に麻痺の増悪をもたらす原因となったり、麻痺改善の阻害因子となるなど、臨床的に問題となります。

いずれも、泌尿器科にて治療が行われ、各種検査や経過観察が得られていることが、後遺障害認定の前提条件となります。

馬尾神経障害

第2腰椎部以下の硬膜内にある馬尾が損傷されると、感覚障害は下肢から会陰部に及び、運動障害は下肢に出現する。しかし、脊髄損傷と異なり、感覚や運動障害は一側もしくは両側に出現し、左右非対称となりやすい。馬尾損傷は第2腰椎以下の脊椎損傷により発生するが、損傷高位により障害の範囲が異なる。

馬尾症候群

馬尾が圧迫されて症状の発現したもの。両下肢の疼痛、感覚障害、運動麻痺のほかに、膀胱直腸障害、会陰部のしびれ感や感覚障害が特徴的に出現する。

事故により初診時は腰椎捻挫と診断され、頻尿等の症状が出現し、その後の画像検査によって「L5/S1椎間板ヘルニア」と診断された場合には、整形外科の主治医にその愁訴を伝えて、泌尿器科受診のための紹介状を発行して頂き、泌尿器科を受診されることをお勧め致します。

胸腰部脊柱骨折後

せき髄損傷の場合、麻痺の範囲は、せき髄損傷の生じた高位(部位)によって異なる。たとえば、けい髄が損傷されると四肢麻痺が生じ、第2腰髄から上が損傷されると、下肢全体が完全に麻痺したり、不完全麻痺になる。また、せき髄の最下部が損傷した場合には下肢の麻痺は生じないものの、肛門周辺の感覚障害や尿路障害が生じる。 このようにせき髄は、どの高さの部分で損傷を受けたによって、発現する運動、感覚障害の範囲が定まるので、MRI、CT等による画像診断及び臨床所見によって損傷の高位を診断することができる。 いずれも、泌尿器科にて治療が行われ、各種検査や経過観察が得られていることが、後遺障害認定の前提条件となります。

過活動膀胱

排尿は中枢神経から脊髄、抹消神経を経て神経の支配を受けているため、スムーズな排尿や蓄尿が可能です。これらの神経支配の途中で何らかの障害を受けると排尿や蓄尿が上手く行えなくなります。この事を神経因性膀胱と呼びます。
過活動膀胱とは「尿意切迫を有し、通常は頻尿および夜間頻尿を伴い、切迫性尿失禁を伴うこともあれば伴わないこともある状態」です。この診断は、症状の確認と他疾患の除外でなされています。
腰椎L5、仙椎・骨盤骨折後に、と排尿や蓄尿の異常を感じた場合には、整形外科の医師に相談をされて、その後泌尿器科にて、尿流動態検査と排尿中の膀胱内圧の変化や排尿筋の異常収縮、括約筋筋電図などの検査を受けて下さい。
神経因性過膀胱が医学的に認められた場合には、「局部に頑固な神経症状を残すもの」12級13号又は「局部に神経症状を残すもの」14級9号に該当します。

下記の票は、過活動膀胱と泌尿器科にて診断された患者さんのその症状の評価のために臨床で使用されているものです。頻尿(1日10回以上)、夜間頻尿(1晩2回以上)の症状がある方は、セルフチェックされてみて下さい。

 過活動膀胱症状質問票(OABSS) 

なお、過活動とは逆の低活動膀胱という神経症状も、泌尿器の障害の対象になります。
いずれも、泌尿器科にて治療が行われ、各種検査や経過観察が得られていることが、後遺障害認定の前提条件となります

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