捻挫後の神経症状の後遺障害診断書

頚椎・腰椎捻挫後の痛みやしびれの症状での後遺障害診断書

後遺障害が認定されるポイント

捻挫後等の神経症状で、後遺障害が認定されるポイントは下記の3つになります。
1.症状の一貫性
2.他覚的所見の重み付け
3.自覚症状と他覚的所見の整合性

そもそも、痛みとは主観的なもので、周り人からは見えない分からないものです。また、この痛みを客観的に計れるスケールも検査もありません。この様な診断書を主治医に記載して頂く為には、準備が必要になります。
すべてを主治医に一任して、「大丈夫だろう」ではこの要件外の診断書になります。自覚症状を整理して、治療経過を理解し、症状固定時の判断を含めて、患者の自己責任として主治医と確認しておく必要があります。
障害程度の評価は、「原則として療養効果が期待し得ない状態となり、症状が固定したときにこれを行うこととなる。」とされ、後遺障害診断書の所見によって評価がなされることになります。

後遺障害診断書の所見

経時的に障害が医学的に認められる所見とは

主治医が記載する後遺障害診断書にもポイント

主治医側へ依頼することは、患者の主訴についてできる限りの記載をしてもらうこと。他覚的所見の重み付け(臨床所見・神経学的所見・画像所見)とは主訴の裏づけとなる所見になります。

後遺障害診断書のポイント「後遺障害診断書のポイント」

自賠責の等級認定審査においては、外傷との因果関係を判断する場合には、外傷に起因する初診時の症状が継続しているかどうかということですから、経過診断書に記載されていた症状が後遺障害診断書に記載がなければ、治癒したものと判断されます。 初診時に見られなかった症状が、症状固定時に記載されている場合は、その理由を解明できなければ因果関係を認めることはできません。
治療中にも訴えがあったということが、経過診断書に記載されていないから不自然であると結論づけることもできませんから、看護記録やカルテからの確認が必要になります。 したがって、当初の訴えと症状固定の訴えに相違が見られる場合には、一貫性に関して医療照会が行われ解明することになります。
ご相談を頂く際に、自覚症状の記載が少ない物、臨床所見の記載が無いもの、医学的な用語が使われていない物を見かけます。単に主治医が悪かったという事に帰着させても等級認定が得られる訳ではありません。
当事者として受診先を選び、治療期間中に主治医への接し方など,
ご自身の責任の一部であると思います。

等級認定のポイント

有位な他覚的・神経学的所見による、障害程度の評価

「証明」できれば12級、「説明」できれば14級相当

自賠責保険の後遺障害等級認定における、神経症状の等級認定の評価は医学的に「証明」できる場合が12級、医学的に「説明」できる場合には14級と認定されます。
「証明」とは器質的な損傷等が画像検査等にて確認できることが前提条件になります。
訴えられる自覚症状の存在を医学的に証明できない場合には、認定の対象になるか否かを説明できる材料として、「機能的障害」として臨床所見と他覚的な所見が必要になります。
したがって、最初のポイントは、頚椎・腰椎捻挫後に残遺する症状については、被害者の方によって様々ですので、ご自身の自覚症状を、事故受傷時から治療経過を経て、残存している症状をご自身が言葉で主治医に伝えることになります。

14級の場合の「説明」とは

労働には差し支えないが、医学的に可能な神経系統の障害に係わる所見があると認められる」・「医学的に証明しうる神経学的な症状は明らかでないが、頭痛、めまい、疲労感などの自覚症状が単なる故意の誇張ではないと医学的に推定されるもの」 という考え方を採用していると思われます。したがって、医学的に推定するプロセスをトレースして、そのまとめとして後遺障害診断書に記載がある事が14級相当になります。
つまり、残存している神経症状を「機能的障害」として説明できる事が等級認定のポイントになります。

訴訟や示談交渉の問題点

自賠責における後遺障害等級認定は、損害料率算定機構の調査事務所がその判断を行い、それに基づき各保険会社が示談交渉を進めたり、支払処理を行うといった実務処理が定着しています。
民事の交通事故訴訟においても、自賠責による後遺障害の等級認定結果はそれなりに重みがありますが、「他覚的な説明」要件等、抽象的な表現での評価・判断をているために、「障害認定基準の該当性の判断における見解の相違」として両者の間に食い違いが起きる事態がしばしば発生します。
神経障害の民事訴訟を委任される際は、等級認定や異議申立は被害者側で請求しその結果を得ている事を前提としている様子です。事故受傷から症状固定までの診療履歴の結果として後遺障害診断書は大切な資料になります。

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